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幸せになれる恋
第21章 浜田への制裁


聖は電話を切って寝室に入ると
桜が起きていてベッドの隅に居て
また膝を抱えて座って蹲っていた。


「桜?どうした?」

「来ないで…辞めて…」

「さくら。俺だ。」

「だから来ないで。ごめんなさい。
出て行くから…すぐ出ていくから。
ごめんなさい。だから…」

「桜。出ていくな。ここに居てよ。」

「ダメ。ここに居たらダメだから聖さんは
隣に居なかった。
あたしがダメな子だから…
だから聖さんは私は要らないから。
私は捨てられたから出て行かなきゃ。」

「桜、違うよ。
そうだね。一緒じゃなかったから
不安になったよな。
居なかったのは電話してた。
明日の相談してた。
桜はここに居て。俺の隣にいるんだろ?
居ちゃいけないんだったら
家に一緒に帰って来ないから。
俺は桜を捨てたりしない。
桜が居ないとダメだから。
悪かったよ。隣に居なくて。
もう離れないからここに居るから
寝よう。まだ夜中だから。
なぁ、桜約束して?
ここから出ていくなよ。
黙ってどっか行かないで、
頼むから死にたいとか考えるな。
朝起きたらお前が出ていってるとかなし。
お前が居なかったり居なくなったら
俺が死ぬ。だから隣に居て。
二人で生きて行こうな。」

「うっ...いいの?
私…汚れてるのに…」

「桜は汚れてない。」

「でも、あの人に...」

「大丈夫。隣に居てくれて桜が笑っていれば
俺は何も要らないから。な?
だからもう変なこと考えるな。
早く休んで明日早く起きて飯食おう。」

「うん。」


下を向いたままだからベッドに横にして
寝させてやって聖も横になった。


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