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幸せになれる恋
第21章 浜田への制裁


「桜?昨日話したよね。
桜は悪くないし汚くもない。
俺が一緒に居てほしいからそう言ってるんだよ。
だから居てくれ。
お前が一人が嫌なら一緒にいるから。
仕事辞めて家に居る。
開始に居なくて設計士は自営で出来る。
24時間365日一緒にいるから…」

「うっ…うん。」



桜はわんわん泣いていた。
聖はそんな桜を抱きしめて宥める。


時計を見ると6時前。


「桜。腹減った。昨日の昼飯食ってから
何も食ってない。
このまま腹減ったままだとお前食わないと
いけなくなるんだけど」


ニヤニヤしながら桜に言うと


「なっ!!何を言ってるんですか…」

「だから起きて朝飯食おう。」

「はい」




桜は起きてキッチンへ行く聖の服を掴み
一緒にキッチンへ行く。


「桜顔洗ってこい。作るから」

桜はブンブン首を横に振って拒否する


「一緒…に行きましょ?」

「//分かったよ。
お前今出来ねぇのに人のこと煽りやがって。」

「顔洗うだけ…」

「分かってるよ。なら行くぞ。」


桜が顔を洗うのを見ていて
聖が顔を洗う時は桜が聖の服を掴んでいる。



それからキッチンへ。
桜はずっと聖を掴んだまま離さない。

ご飯を炊く準備をするときも
野菜を切っている時も
卵焼きを作っている時も
味噌汁を作っている時も

ずーっと隣にいた。


「桜。出来たら呼ぶからソファーに座ってて」


桜は拒否してずっと隣にいた。


聖は料理しづらいから座ってて欲しかったけど
桜のことを考えてそのまま続けた。




ダイニングテーブルに並べて
食べようと桜を誘って椅子に座った。


でも桜は聖の隣に立ったまま動かない。



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