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第21章 浜田への制裁

「それから久々に桜は今日から仕事だった。
朝車で行って一緒に帰る約束だった。
その為に会社に車で通勤する許可を取ってたんだ。
仕事終わってエントランス行ってもいないから
残業かと思って店まで行ったのに誰も居なくて
近く探したけど居なかった。
不安だったから桜の居場所をＧＰＳで
探したら廃工場にいた。
やばいと思ってそこに行ったら
浜田に触られてる桜がいた。
服も乱れてたし下着も脱がされてたから
強姦されたかと思って昨日そのまま病院に
行ったってとこ。
それで優に電話したんだよ。
まー、強姦はされてなかったみたいだけど。
桜も連れ去られる時にボイスレコーダー使って
録音してたからそれも警察に渡した。
一応強制わいせつ罪ってことで
現行犯逮捕になったけど
これからどうなるかわからねぇ。
会社はクビになってるしこの先この当たりに居たら
また会うことがあるかもしれないから
その対策を知りたい。
だから貴史に相談したって訳。

桜怖かったな。ごめん。」


桜は泣きながら首を振った。


『そういう事か…桜ちゃん辛かったね。
男怖いのにいきなり来てごめんね。』

優は優しく声をかけた。




そしてしばらく考えていた貴史が口を開く。