パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第21章 浜田への制裁

『聖、説明ありがとな。
桜ちゃんも怖かったのによく耐えたね。
でも、自分の命は大切にね。
家族や聖も悲しむ様なことは絶対しないで。
俺たちも友達でしょ？悲しいから。
あとは今はゆっくり休むこと。
全部聖にやらせればいいから。

あと今回俺が出来るのは
もし釈放されたとして
罪になれば実刑や執行猶予が付くかな。
どうなるか分からんけど。
多分執行猶予付きの有罪判決だと思う。
けど実刑だったとしてもいずれは出てくる。
そうなったらまた厄介なんだよ。
だから誓約書書いてもらって
次に何かした時はこうしてもらう。的な事を
書いてもらうしかないな。』

「それくらいだよな．．．」

『でも、お前が桜ちゃん守ればいい話し。
誓約書書くのは立ち会うよ。
それなりに書類も作ってやる。
弁護士として出来ることはするが
あとはお前の腕の見せ所だな。』



貴史は桜が怖がらないように
笑いながら聖に行った。


「優さん。来ていただいてありがとうございます。
昨日の先生も優しくてよかったです。
貴史さん。ありがとうございます。
怖いけど聖さんが居てくれるなら頑張れそうです。
私ほんとはここにいちゃいけないから
出ていこうとしてました。
知り合った時に聖さん優しくしてくれて
お付き合いすることになって
今一緒に暮らしはじめたところなんです。
でも、今回ばかりはダメだと思って…
でも、それでも聖さんは優しくしてくれて…
朝黙って出ていこうとしたら
寝ずに私を見ていた聖さんに止められたんです。
その気遣いが嬉しかったんです。
だからここに居たい…んです。」

「桜何で知ってんの？俺が寝てなかったこと」

「さっきソファーでうたた寝してたから。
そうかなって．．．」

「はぁ。お前にもかなわない。
その通りです。」

聖は降参したらしい！