この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
幸せになれる恋
第26章 梅雨の合間の楽しみ


BBQ当日の朝
起きたら桜はベッドに居なかった。

慌てて探しにリビングに向かうと
Tシャツにデニムの短パンにパーカーを羽織った
カジュアルな桜がラッキーと並んで
テレビに向かって座っていた。

桜の左手は
まるで恋人の腰に手をまわすように
ラッキーの背中にある。


こいつらは...
仲良いな...。
最近ホントにほっとかれてるぞ俺...
BBQから帰ったら食ってやる。

聖はそんな事を思いながら
桜に声をかける。

「おい。桜、何でこっちにいるんだ?」

「あっ、聖さんおはようございます」

「あぁ。おはよう。」

「早くに起きちゃって…早めにラッキーの散歩
行ってきました。
BBQ楽しみであんまり寝れなくて…」

「は?もう行って帰ってきたのか?
それより起きてもベッドに居ろって
約束しなかったか?」

「そうなんです。でも、ラッキーが
くぅーんって鳴いてたし
晴れたの久々だから
早く散歩に連れてってあげたくて…」

「だったら散歩から帰ったら寝室来いよ。」

「ごめんなさい。許して??」


桜の後ろに立っているから
桜がそう言う時には
下から目を潤わせて見上げてくる。
これは卑怯なやり方だ…

許せないなんて言えないくらい可愛い。
怒っているのも馬鹿馬鹿しくなる。


「もういいよ。着替えて飯作る。
10時には出るから。」

「分かりました。ラッキー楽しみだね♡」




はぁ...


聖は肩を落としてリビングを出た。


/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ