この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
萌のお姉ちゃん
第6章 お姉ちゃん〜転がり始めた結婚生活
ええっ!学会?
しかもスウェーデンに1ヶ月も
ああっ…よろけてしまった。
「古巣の大学でご指命があったんだ。」
「ついでにドイツの友人と会うんだ。短期留学みたいな。
ぜんぶで6週間くらいかな。」
「名誉なことなんだ。行かせてくれ。」
『すばらしいわ!ぜひ、日本に澤木あり!と言わせてきて!』
「志乃もいくかい?」
(男…会えるチャンスだわ!)
『私は家を守ってるわ。』
「わかった。家の男どもにあとのことは頼んでおくよ。
父さんだけだと心配だから、うち、混むからさあ。
大学病院から一人、ヘルプ頼んだから。」
『へー、どんなひと?女医さんかな?』
「僕の出身大学の後輩。
病院も快く返事をくださって。あ、男だよ?」
『まあ♪お化粧濃いめにしなくちゃ笑』
「町子さんと協力して、頼むね。」
『はい。』
彼が旅だった日、町子さん、子供がインフルエンザに!しかも立て続け3人!先生が帰ってくる頃やっと出勤できそうだと・・・。
「俺たち、志乃さんの手料理で十分だよ。手伝うからさ。」
『啓君、ありがとう。ひょっとしたら助っ人頼むかもしれないけど、頑張ってみるわね。』
『でも…おかしいと思わない?
先生が、いった日インフルエンザで休み始め、帰ってきた日に明日から出ると、挨拶にだけ来たのよ。』
『私の勘は不安定。でも、多分、二人でいったはずよ。』
『町子さん、子供は3人もいないはず。最近親権が移って、子供はお父さんと暮らし始めたはず。
まだこれはトップシークレットだから、私も知らないと思ってインフルエンザの大嘘をついたんだわ。』
『でもまさか先生が・・・くやしいわ!!』
しかもスウェーデンに1ヶ月も
ああっ…よろけてしまった。
「古巣の大学でご指命があったんだ。」
「ついでにドイツの友人と会うんだ。短期留学みたいな。
ぜんぶで6週間くらいかな。」
「名誉なことなんだ。行かせてくれ。」
『すばらしいわ!ぜひ、日本に澤木あり!と言わせてきて!』
「志乃もいくかい?」
(男…会えるチャンスだわ!)
『私は家を守ってるわ。』
「わかった。家の男どもにあとのことは頼んでおくよ。
父さんだけだと心配だから、うち、混むからさあ。
大学病院から一人、ヘルプ頼んだから。」
『へー、どんなひと?女医さんかな?』
「僕の出身大学の後輩。
病院も快く返事をくださって。あ、男だよ?」
『まあ♪お化粧濃いめにしなくちゃ笑』
「町子さんと協力して、頼むね。」
『はい。』
彼が旅だった日、町子さん、子供がインフルエンザに!しかも立て続け3人!先生が帰ってくる頃やっと出勤できそうだと・・・。
「俺たち、志乃さんの手料理で十分だよ。手伝うからさ。」
『啓君、ありがとう。ひょっとしたら助っ人頼むかもしれないけど、頑張ってみるわね。』
『でも…おかしいと思わない?
先生が、いった日インフルエンザで休み始め、帰ってきた日に明日から出ると、挨拶にだけ来たのよ。』
『私の勘は不安定。でも、多分、二人でいったはずよ。』
『町子さん、子供は3人もいないはず。最近親権が移って、子供はお父さんと暮らし始めたはず。
まだこれはトップシークレットだから、私も知らないと思ってインフルエンザの大嘘をついたんだわ。』
『でもまさか先生が・・・くやしいわ!!』