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萌のお姉ちゃん
第7章 離婚騒動決着の時〜幸せ手に入れて
志乃は静かに動いていた。

『桜先生、つけられている気がするんです。
こちらを移動するのでお会いする場所探してくださらない?』

「・・・あ、あー、そういうときは、会わない方が懸命てす。(冷や汗)」

同僚が目配せ(しの?)(うん。)


「緊急であれば、ここは安全なので、いらしてください。
仮に見つかっても、なんとでも言えますから。」


『・・・わかりました。伺います。』

桜にはさっしがついた。僕を確実に見方につけたい。心理作戦の渦中なのだ。

【志乃大作戦。】


「先生、アクションをおこさなくても見方なんだって教えるしかないな。」


「顧客関係が終了すれば、友人になれることは可能かもしれないと、言っておくといいよ。」


「はい。」


『ごめんください。』

あでやかな着物を着た志乃がやってきた。
澤木さん?お待ちしていました。


『お電話に失礼があって、申し訳ありません。』


「いえ、大丈夫ですよ。」


『私の言いたいことを書いてきました。』

流れ

慰謝料請求
家政婦に300万請求。
夫に700万請求。


2人は結婚したいと言い出す

お父さんが若先生に、医院を建てる。
離婚して、養子縁組をはずす
澤木家から慰謝料として家を建ててもらう。


『これで私は気が晴れます。
どうでしょうか。』


「うわぁー高額ですね。
綿密に考えさせていただきます。
一旦お預かりさせてください。」


『わかりました。よろしくお願いします。』

ざわざわ

・・・志乃すげえ
ただでは起きないな。
お金が目的じゃない。
プライドの高い方だから、こうなってしまった。


「彼女のためにも最善を尽くします。」
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