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週末の逢瀬
第2章 久しぶりの彼の家

いやいや、だから落ち着けって。まさか裸を思い出しながら舌舐めずりして見てましたとは言えない。

「ううん、よく食べるのに太らないなぁと思って。これくらい全然食べれるよ」とスプーンを口に運ぶ。
二人ほぼ同時に食べ終わり、また一緒にごちそうさまでした、と手を合わせた。
私は食器洗いを買って出て、その間尚人はテーブルを拭いたり買っておいてくれたおつまみや飲み物を並べている。

洗い物が終わると尚人がお疲れ様、ありがとう、と労ってくれた。
「こちらこそごちそうさまでした。あっチョコがある!甘いもの欲しかったんだ」
「どうぞ。飲み物はどれにする?」
「うーん、温州みかんのチューハイ美味しそう」
尚人はオッケー、と言って自分のビール以外の飲み物を冷蔵庫にしまいに行った。



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