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さらに近くてもっと甘い
第9章 プール大会?
「残念だな……加奈子の水着姿、見たかったんだけど……」
「っ…─────…!!」
ただでさえ暑い中、要の甘い囁きに加奈子はクルクルと目を回す。
本当にっ…!この人は!
そして照れ隠しをするように加奈子は、ばっと要を押し退けた。
「もぉっ! 副社長そうやってすぐにっ…───」
「加奈子っ…!」
え?
後ずさった加奈子の足の先の濡れたプールサイド。
もはや、お決まりと言える展開。
仰け反った加奈子には、燦々と輝く太陽が目に入る。
ま、まってっ……!!
瞬間的にそんなことを思うが、もちろんどうにもならない。
落ちるっっっっ…!