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さらに近くてもっと甘い
第9章 プール大会?
一応、愛花が引っ越した時のあの事件以降、ゴムも買って何度かしようとした。
のだが……
「未遂…?つーかっ…」
「はあ?」
なんかめちゃくちゃ恥ずいんだがっ…
段々と顔が熱くなってきた浩平は、やはり亮に顔を向けていられなくなって顔を背ける。
「未遂ってなんだよ」
「いやっ…もういいわ」
こいつに相談とか有り得ねぇしっ……どーせ茶化されて終わりに決まってる。
「何だよ、話せよ」
「……いい」
「親友だろ〜?」
ぽんと肩を叩かれて、キッと浩平は亮を見つめる。
ニヤニヤと見ているに違いないと思ったが、真剣にこちらを見ている亮を見て拍子抜けした浩平は、小さくその場で項垂れた。
「……いや…めちゃくちゃ痛がる…から…」
「愛花ちゃんが…?」
「…う……ん…」
「挿れる時の話…?」
「………っ…」
急な具体的な表現に、浩平は照れながら頭を掻く。