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愛しい記憶
第5章 愛しい記憶
もう何度もマミとはこうした。
甘い記憶のはずなのに、身体がバラバラに壊れてしまいそうなほど切なさが過ぎる。
「私もずっと…友也のこと愛してるよ…──」
笑顔がかわいい。
この愛らしい彼女の表情を誰にも見せたくない……
止めどなく溢れる独占欲は既知のもの。
口元のホクロ。
それが妙に俺を欲情させる。
「ん…────っ…」
欲のままに唇を塞いで、マミの身体を抱き締めた。
そのままベッドへと身体をジリジリと動かして、躊躇うことなくマミを押し倒した。