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愛しい記憶
第2章 断片





現実と夢の狭間。




自分の吐く息が熱い。





暑いのに寒い。




矛盾した感覚は、完全に風邪のそれだ。





何とか、布団に入り直して、天井を見つめた。





何も汚れていない。




天井も、壁も、窓のガラスも。






自分がどこから来たのか、重大な事が抜け落ちている感覚。




それに何故か焦らない自分。




まるで自分を俯瞰している別の存在があるかのような…




ひどい風邪だ。




だからこんな訳の分からないことを考えているんだ。




そう思いながら、ゆっくりと瞳を閉じた。






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