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貴方の知らない私
第7章 第6章 会社での私
マイが別会社に就職した頃の話です。

その会社に就職をして半年を過ぎた頃、仕事に疲れはじめ会社を休むことが増えるようになりました。
休むのが前もってならまだしも当日に急遽休むために会社の上司も困りはじめてました。

ある時その上司はマイを呼び出し相談会を設けたところ、その会には上司だけではなく管理職も居ました。

上司「マイさんは最近体調不良と言うことですが仕事はキツイんですか?そんなにキツイんでしたら時間減らすなどして見ますが。」

マイ「正直なところ時間減らされるのは・・・」

管理職「とりあえず休職すると言うことでいかがですか?」

上司「そうおっしゃっていただけるなら一旦そうしますか?」

マイ「・・・はい」

管理職「そういうわけで私は失礼するよ」

管理職はそう言い部屋を出る。部屋にはマイと上司の二人きりになる。

上司「そういう事だから体調悪いマイさんには休職ということでお休みしてもらうから」

マイ「休みになるとお給料はどうなるんでしょうか?」
と、か細くマイは聞く

上司「正確にはまだ分からないけど今までよりは減るだろうね」

マイ「分かりました。」

マイがそう言うと上司は部屋を出て行き肩を落としいると、調理場で働くリョウが現れた。

リョウ「話は外で聞こえたけど休職って大丈夫か?」

マイ「大丈夫ではないけど仕方ないよ。」

リョウ「そうしたら家族の手前もあるだろうから、俺の店で手伝わないか?」
実はこのリョウは自分の店がありつつ数日だけマイの働くお店へ手伝いに来ていたのだ。

リョウ「給料という形ではないけどいくらか足しになれば良いよ」

マイはその優しさに甘えてリョウのお店で働くこととなりました。




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