この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一秒に見えた世界
第7章 優しくだけ出来ないの?
私はいきなり鼻を摘まれた。

『みぎゃ!?』

せっかく気持ちよく寝てたのに私の鼻を摘んだ優誠が笑いながら

『後1時間で佐伯が来るぞ。』

と私に言う。

嘘!?

私はプチパニックになって来る。優誠が呆れたように私を抱っこしてお風呂場に連れて行く。

『急げよ。』

と自分の身体だけシャワーでさっさと流したら優誠は先にお風呂から出て行った。私も急いでシャワーで流し始めると私の中からは夕べの優誠が出したものが流れて出て来るのがわかっちゃう。

まだ避妊をしていないからちょっと怖くはなるけれど優誠を信用するって決めたから私はそれを洗い流したらすぐにお風呂場から出た。

脱衣場のカゴにはいつの間にか私の下着と着替えが用意されていた。優誠はこういうところが凄く優しいって考えちゃう。

でも私がモタモタとしてたらまた優誠が不機嫌になるから私は慌てて下着を着けて服に着替える。私が着替えた頃に優誠がまた私のところにやって来てドライヤーで私の髪を乾かしてくれる。

『早くしろよ。後30分。』

『えー!?まだメイクもしてないよ。』

と私が叫ぶと私の化粧ポーチを何故か優誠が持っていた。

『いつの間に…。』

『お前が遅せぇからだ。』

優誠が私の髪を乾かしている間に私は急いでメイクをする。なんとかメイクが終わったら優誠が

『ルージュの色は変えた方がいいな。』

とか言い出した。

だってこれ百貨店の人が選んだ奴だよ?

って私が思ってたら

『白浜から帰ったら一緒に買い直しに行くぞ。』

って言ってドライヤーを片付けた優誠がスタスタと脱衣場から出て行くから私は慌てて優誠を追いかける。

優誠って普段は分刻みのスケジュールらしくとにかく私がモタモタとするのを嫌うのだ。

優誠が私の荷物と自分の荷物を玄関に置いてから

『荷物はいいから喫茶店にモーニングだけ食いに行くぞ。』

って言うと私をマンションの外に連れ出した。

『佐伯さんが迎えに来るんでしょ?』

と私が聞いたら優誠は

『佐伯だけはあの部屋の鍵を持ってるからな、荷物は佐伯が取りに来る。その間に飯を食わないとお前の腹の音をまた佐伯に聞かれるぞ。』

って言って笑った。
/217ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ