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第11章 大人への通過点〜敦のSEX履歴

美咲ちゃん。今日は飲み会だそうです。

心配。近頃色々あるからね。
気を揉んでても仕方ない、たまったDVDみよ。

………………

「美咲ちゃん。何歳？」


『じ、19です。』


「へーえ。彼氏は？」


「います。」


『へーえ。年上なんだ。じゃあ、いろいろ教えてもらえるでしょ。」


『え？』


「セックスだよー。」


『いえ、そんなことは・・・。』


「うそうそー？処女じゃないでしょ？今の彼がはじめて？」


『えっ・・・。』


「そうなんだー！いいなー、美咲ちゃん狙ってたのにな〜。
」

あんまり新人いじめないでよー笑ただでさえ、学校飲み会うるさいんだからさあ。

はいはい。


「美咲ちゃーん、もっと飲みなよ〜。甘いの、頼んだから。」

あー、あたし彼氏迎えに来たから帰るね。一緒に乗ってく女子いる？

じゃあお願い〜！


『あっ、私も・・・。』

あ、美咲ちゃーんごめん、定員オーバー。


『はあ・・・。』

さりげなく敦にメールした。迎えに来て、女子一人しかいないの。

敦、DVDに夢中で気づかないのかなあ。

返してもらえないよ、助けて

必死にメールするんだけど・・・。


「あらら、女子一人かあ。」

店でやるのは禁止だぞ。

わかってる。

まだ意外としっかりしてんだよ、彼女。

送るって言って俺の部屋につれてくか。そうだな。あんまり大勢は目立つぞ。

じゃ、じゃんけんで３人、

ほいほーい、きまり！

介抱介抱！


「美咲ちゃーん送るからさ、近くのコンビニ教えて！」