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第1章 First contact

元々 外に出掛けて人に声をかけられずに
１日が終わることは あんま無かった

ナンパやキャッチ 芸能スカウトから
突然の愛の告白なんてのも
よく有る事だった

家に帰らず
学校も行かずに

どこにでも連れて歩きたがる
女の子と居たと思う

いつの間にか
やたらとエロイおばさんの所にいた

キモいから
そこから逃げた

今度は鏡張りの部屋で薄着で生活してた

ある日どうゆう訳か
金持ちエロオヤジにカコわれていた

そのエロオヤジは
毎日エロい事したがるクセに
自分のは殆ど役に立たないから
若くてスラリとしてて
俺より小柄な男の子を俺と絡ませる
たまに女の子の時もあったかな

３人位の男の子が交代で部屋に来る

１人だけ俺に話しかけてくる男の子が居た
その子は金を貰って通っているらしい

その男の子に教えて貰って
外に出た

ハラが減ったから歩くのをやめたのに
俺の手を引いて歩いてく男に捕まった

行った先は薄暗い店で
頭をなでられながら
ラーメンを食べてたら

涙で前が見えなくなった
泣きすぎて頭が痛くなった...

次に気が付いたら
小綺麗な布団で寝かされていた

見覚えのある家具が
置かれる部屋を出て

リビングで
TVを見ている兄貴を見つけた

その後 どうしたんだっけ...

もう二度と
この背中を見失わない様にしよう
と思ったんだ