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第5章 夜の世界へ

部屋へ戻って少ししたらクラブのママがやって 来た

クラブのママは

「逃げなさい！このままじゃ…貴方殺される わ…」

と、言い…分厚い封筒を渡してくれた

クラブのママは、それだけ告げると部屋を出て 行った

私は…仕事用の服だけスーツケースに詰め込み

部屋を出て行った

男に抱く愛も感情もない…

だけど…優しく抱き締めてくれた腕だけが…

物悲しく…残った

行く宛もなく…名古屋を離れた

スーツケースを引き摺り…

名古屋駅に行き…電車に乗った

適当に…気が向いた街で降りて…住み着く

まずは…静岡で…降りた

何故静岡かと言うと…

お茶が美味しいから…それだけ

適当に…スナックを探し…働いた

この店では摩耶と名乗ったの

でも…この店は…１ヶ月と続かなかった

デブで親父な店のオーナーが…体を求めて来た から…

逃げ出した

自由になる金があるから…

当然にげる

そして…豊田へ行った