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ずっと傍に……
第31章 進むべき道…
正直に自分の気持ちを伝えた。
これで分かってもらえなかったら諦めるしかないと思っていた。
友紀也の意志は継ぎたい。
だけど、仲違いをしてまで進める事はできなかった。
大切な家族、それを一番に考えたかった。
「今回、誘われて決めたわけじゃないのね」
「うん。ずっと考えてたことなの…もし、ふたりが反対なら諦める。ママの反対を押し切ってまでしようとは思わない…」
「そう…」
ここまで話してもママの表情が明るくなることはなかった。
やっぱり無理かなと思った時にパパが言ってくれた。
「パパは賛成だ。陽葵にとって長い人生だ。友也だけの人生じゃなくなる時がいずれくる。その時に困らないように世間にでるのもいいと思う。」
「…そうね…心配だけど…このままっていうわけにもいかないわよね。小林先生もご一緒だというのなら…友也の事は引き受けます。どうするかはゆっくりと決めて行きましょう。」
渋々だけど私の心を理解してくれたふたりは、私が教師になることを許してくれた。
これで分かってもらえなかったら諦めるしかないと思っていた。
友紀也の意志は継ぎたい。
だけど、仲違いをしてまで進める事はできなかった。
大切な家族、それを一番に考えたかった。
「今回、誘われて決めたわけじゃないのね」
「うん。ずっと考えてたことなの…もし、ふたりが反対なら諦める。ママの反対を押し切ってまでしようとは思わない…」
「そう…」
ここまで話してもママの表情が明るくなることはなかった。
やっぱり無理かなと思った時にパパが言ってくれた。
「パパは賛成だ。陽葵にとって長い人生だ。友也だけの人生じゃなくなる時がいずれくる。その時に困らないように世間にでるのもいいと思う。」
「…そうね…心配だけど…このままっていうわけにもいかないわよね。小林先生もご一緒だというのなら…友也の事は引き受けます。どうするかはゆっくりと決めて行きましょう。」
渋々だけど私の心を理解してくれたふたりは、私が教師になることを許してくれた。