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ずっと傍に……
第5章 本当の幸せ…
「…どうだろう…でも、前みたいに無下にはしない…かな?」
本当の事を言えない私は言葉を濁し、当たり障りのない事しか言えなかった。
いつかは言える時が来るのかなと思うことが多くなっていた。
「そうなんだ…卒業して…上手くいけばいいね。陽葵の想い、先生に届けば良いね」
普通だったら教師と生徒が卒業後につきあうことなんてあるはずがないのに、それでも本気で心配してくれるふたり。
「頑張る!!」
「うん。頑張って!!応援してるから」
それからは話はクルクルと変わり時間だけが過ぎて行った。
何時間しゃべっても話が尽きることがない。
この時間が幸せだと最近分かるようになっていた。
「咲!お待たせ」
3人で盛り上がってると咲の彼氏が迎えにくる。
その瞬間、咲の表情が一変して優しい表情を見せる。
「ごめんね…先に帰るね」
咲は荷物をまとめて彼氏と帰って行った。
1か月前に咲には同級生の彼氏ができて、今が一番ラブラブだった。
相手は、大地くんと仲が良い男の子。
前に一度、大地くんたちと私たちが学校帰りにばったり会い、千佳と咲、大地くんの友達4人で帰ることになった時に、お互いにいいなと思い距離を縮めていったと聞いた。
本当の事を言えない私は言葉を濁し、当たり障りのない事しか言えなかった。
いつかは言える時が来るのかなと思うことが多くなっていた。
「そうなんだ…卒業して…上手くいけばいいね。陽葵の想い、先生に届けば良いね」
普通だったら教師と生徒が卒業後につきあうことなんてあるはずがないのに、それでも本気で心配してくれるふたり。
「頑張る!!」
「うん。頑張って!!応援してるから」
それからは話はクルクルと変わり時間だけが過ぎて行った。
何時間しゃべっても話が尽きることがない。
この時間が幸せだと最近分かるようになっていた。
「咲!お待たせ」
3人で盛り上がってると咲の彼氏が迎えにくる。
その瞬間、咲の表情が一変して優しい表情を見せる。
「ごめんね…先に帰るね」
咲は荷物をまとめて彼氏と帰って行った。
1か月前に咲には同級生の彼氏ができて、今が一番ラブラブだった。
相手は、大地くんと仲が良い男の子。
前に一度、大地くんたちと私たちが学校帰りにばったり会い、千佳と咲、大地くんの友達4人で帰ることになった時に、お互いにいいなと思い距離を縮めていったと聞いた。