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ずっと傍に……
第33章 私の幸せ…
ビールと食事を楽しみながらお互いに好きな曲を入れて歌っていく。
この年になると新しい曲よりひと昔前の歌、私たちが学生だった頃の歌の方が歌いやすい。
同じ年代の高梨先生とのカラオケはお互いの知っている歌ばかりで楽しかった。
昔を思い出し、当時の話題で盛り上がり、お互いの学生時代の話も交えながら時間はあっという間に過ぎていった。

「やはり、カラオケは楽しいですね。スカッとします」

「そうですね。ストレス発散には良いかもしれない。それにしても陽葵さんは良い声していますね。高い声も出ていてうらやましい」

一息つくと褒めてくれた。
褒められるとうれしくて、ついついお酒が進んでしまう。

「やはり陽葵さんは学生の頃とかよく行かれてましたか?」

「はい。親友と良く行ってましたね。3人で8時間とか…よく飽きずに歌ってました…」

飽きずに良く歌ったものだと思う。

「俺たちの時もそうでしたね。時間があればカラオケでした。こんな風に好きな子の隣に座って、こっそりと手を繋いだりしてました…青春ですね。」

高梨先生は私の手を取り身体の後ろに回した。
そうすれば、他の人から手を繋いでいるのが見えない。
私は友紀也一筋だったからそんな経験もなく、そんな青春時代を送った高梨先生がちょっぴり羨ましかった。
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