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ずっと傍に……
第33章 私の幸せ…
急いで高梨先生と待ち合わせした場所に行き、待っている高梨先生を見て走り出す私。
それに気がついた高梨先生はにっこりと微笑んで私を迎えてくれる。
「お待たせしました。」
「いいえ。大丈夫ですよ。それより、今日はカラオケに行きませんか?」
いつもは私の行きたい場所を聞いて店を決めるのに、今日は高梨先生からの提案だった。
きっと不思議顔をしていたんだろう。
カラオケに行きたい理由を教えてくれた。
「クラスの生徒に言われたんですよ。カラオケにも行かないなんておぢさんだって…考えてみれば昔ほど行かなくなったと思ったら無性に行きたくなりまして…お酒も食事もあるのでどうでしょうか?」
その提案に、私も最近は行ってないことに気がついてカラオケに行くことにした。
駅近くのカラオケを見つけて入ると、色々と様変わりをしていて受け付けで戸惑う姿に生徒が言うようにおぢさんとおばさんなんだと感じた。
高梨先生も同じ事を思ったのか、ふたりで苦笑いだった。
苦笑いと言えば、ハイテクになったリモコン操作にも戸惑い、カルチャーショックを受けたのは言うまでもない。
それでも、少し狭い部屋で寄り添うように座り、触れた部分から伝わる体温は幸せを運んでくれる。
それに気がついた高梨先生はにっこりと微笑んで私を迎えてくれる。
「お待たせしました。」
「いいえ。大丈夫ですよ。それより、今日はカラオケに行きませんか?」
いつもは私の行きたい場所を聞いて店を決めるのに、今日は高梨先生からの提案だった。
きっと不思議顔をしていたんだろう。
カラオケに行きたい理由を教えてくれた。
「クラスの生徒に言われたんですよ。カラオケにも行かないなんておぢさんだって…考えてみれば昔ほど行かなくなったと思ったら無性に行きたくなりまして…お酒も食事もあるのでどうでしょうか?」
その提案に、私も最近は行ってないことに気がついてカラオケに行くことにした。
駅近くのカラオケを見つけて入ると、色々と様変わりをしていて受け付けで戸惑う姿に生徒が言うようにおぢさんとおばさんなんだと感じた。
高梨先生も同じ事を思ったのか、ふたりで苦笑いだった。
苦笑いと言えば、ハイテクになったリモコン操作にも戸惑い、カルチャーショックを受けたのは言うまでもない。
それでも、少し狭い部屋で寄り添うように座り、触れた部分から伝わる体温は幸せを運んでくれる。