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ずっと傍に……
第5章 本当の幸せ…
もっと性に奥手で下手すれば童貞かと千佳たちは言っていたけど、それは違っていて大人の余裕で私を翻弄する。
それも嫌いじゃない。
先生の手によって先生の好きな身体に仕上げられるのは光源氏みたいでうれしかった。

「声が出せればもっと自分を開放できますから…それに、人の目を気にせず陽葵に外で会いたいですから…そこまで一人ですが我慢してください」

額にチュッとキスをされて、私は頷いた。
中途半端な身体を引きずりながら午後の授業を受けて家に帰っても、疼いた身体がおさまる事はなかった。
だからと言って、一人ですることはない。
それは先生との約束だったから。
だから疼く身体をそのままにベッドの中に潜り込んで眠りにつくことにした。
だけど眠れるわけもなく、明日のことばかり考えて中々眠れなかった。

―――――誰もいないところで私を鳴かせる…

それってラブホとかに行くと言うことで、そうなると最後までやっちゃうといことで…
それを考えると興奮して、大事な部分がキュンキュンとしてトロリと蜜が流れるのが分かるほどだった。
触りたい。
触ってクリをクリクリしたいと思っても先生との約束だと自分に言い聞かせ、ひつじを数えようとしたけど眠れなかった。
眠れたのは朝方近くで、目覚ましの音と共に飛び起きて、初めてのデートに向かった。
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