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ずっと傍に……
第6章 初デート…

―――――…

気だるい身体を不思議に思いながら瞳を開くと、先生に抱きしめられた私がいた。
何度も何度も先生の手によってイカされて意識を飛ばしたんだと分かると恥ずかしくて、先生の胸に顔を埋めた。
そして、先生に抱きしめられて眠れる幸せを知った。

「起きましたか?」

頭の上から先生の声が聞こえ顔を上げると、薄っすらと瞳を開いている先生がいた。

「あまりに可愛く鳴くので無理をさせてしまいましたね…身体は大丈夫ですか?」

先生の言葉に、いつも以上に身体がだるい感じがした。

「ちょっと、だるいかも…先生はイッてないよね…続き…して…いいよ…最後まで…」

私の身体に当たっている先生のモノを感じていた私は、続きをしようと促す。
先生と繋がることを私は望んでいた。
だけど、先生の言葉は違うものだった。

「…抱くつもりは…ありません…」

ここまでしておいて、抱くつもりがないとはどういうつもりなのか理解に苦しむ言葉だった。
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