この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第37章 時の流れ…
大地くんは友紀也の病気を初めから知っていた数少ない人。
残された私の為に、自分が辛いはずなのに色々と手を回して私を守ろうとしてくれた友紀也の優しさ。
それを全て受け止めて、ずっと私の傍にいてくれた大地くん。
悲しむだけの私の傍にいて、大地くんも辛かったはず。

「大地くん…あの時はありがとう…ずっと傍で支えてくれて…感謝してるよ」

そう言葉にすると、大地くんは照れたように笑った。

「あの時は…俺がそうしたいから傍にいただけだから…でも傍にいればいれるほど思い知らされた。お互いへの愛情の深さをさ…。今ではさ、志保もヒナの事、許してるよ。これからは友也とも会いたいって…兄の忘れ形見だからって」

「志保さん…信じてくれたんだ…」

あの日以来、連絡も取っていなかったから驚いた。

「この写真を見せられたらね…信じるしかないよねって…。今日、ヒナの家に行くっていったらさ…これからは身内として会いたいって言ってた…ダメ…かな?」

大地くんの言葉に、必死に頭を横に振った。
それはうれしい言葉で、私の方からお願いしたい事だった。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ