この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第37章 時の流れ…

7年しか一緒にいなかったのに、お母さまは友紀也の性格を理解している。
そして、友紀也が心から信頼できる友達は、私が知っている中でも3人はいる。

「竹吉さんと直海さん。そして甲斐田さん…私が知っているのはこの3人かな?この手紙に書いてあるように、適当な友達を作る人じゃなかったみたい。だけど信頼してしまえば、とことん相手を信用する…家族のような…強い絆で結ばれてるのよ」

「そうね…お兄ちゃんは誰とでもつるむような人じゃなかった。私とは正反対ね。…小さい頃からお兄ちゃんとお父さんだけだったから…周りに人がいないと寂しくて不安で…だから誰でも良いから傍にいて欲しくて友達はたくさんいた。だけど、卒業しちゃったらそれっきり…私は浅く広く友達をつくったけど、お兄ちゃんは深く狭くって感じよね」

志保さんは懐かしむようにそう答えてくれた。
その言葉に、友也はクスッと笑う。

「だったら、俺は志保さんの血を引いていますね。俺も浅く広く友達をつくるタイプですから。やっぱり志保さんとは血が繋がってる」
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ