この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第39章 ずっと傍に…
その時、目の前にひとりの女の子が現れたんです。
まだ小学3年生ぐらいでしょうか…雨が降っているというのに傘もささずに踏切の前でキョロキョロしているんです。母親を探しているのかと思っていると、ふらりと踏切の中に入ったんです。そこからは何も考えられずに身体が勝手に動いていました。踏切に入って、女の子を抱いて踏切の外に逃げました。電車と僕の身体は紙一重…ほんの数秒遅れていたら接触していた…と思います。電車の通り過ぎる風をモロに浴びて吹き飛ばされたんです。その時に、どうしても、この子を守りたい、守らなければと思いました…そして僕は、その子を抱きしめたまま飛ばされて道路に叩きつけられて身動きができなくなりました。胸を強く打ち付けてしまったのか呼吸も苦しくて…このまま死んでしまうのか…それでもいいかもしれないと生きることを諦めかけたんです。その時に助けた女の子の泣き声が耳に届きました。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ