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ずっと傍に……
第43章 託された想い…
「桜木先生の気持ち…想いは分かりました。先生がそういのなら俺…ヒナの傍にいます。ヒナが笑って生きて行けるように傍にいて支えてやります。」
そう言いながら涙が流れていく。
桜木が覚悟を決めたのなら、俺もヒナの傍で支えていくと覚悟を決めるしかない。
一度は愛した女だ。
泣かない人生を歩んで行って欲しい。
その手助けができるなら…俺はヒナと共に生きていく!!
そう心に誓った。
「俺が…ヒナを守ります!笑って過ごせるように。俺やヒナが笑ってれば桜木先生も安心なんですよね」
「そうですね。笑っていてくれると安心ですね。酷いことをお願いしていると重々承知しています。ですが、それを受けてくれて本当にありがとうございます。これで少しは肩の荷が下ります」
本当にほっとしたように笑った桜木先生。