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ずっと傍に……
第44章 愛情は変わらない…
「俺の存在が迷惑でしかないなら、出て行く。ばーちゃんの所にでも行って、そこで暮らすから…母さんは自由にしたらいいよ。もう、俺…母さんの幸せ…奪いたくない」
言葉にしながら涙が零れた。
それは、イライラしていた本当の理由が分かったから。
俺は、母さんに幸せでいてほしかった。
いつも笑顔で笑っていてほしかった。
だけど、俺がいることで幸せになれないことも薄々気がついていて、それを認めたくなかった。
だからイライラして…俺が悪いのに母さんに当たって傷つけた。
「俺は…生まれてきちゃいけなかったんだ。生まれて来たばかりに母さんを苦しめてる…俺さえいなければ…」
そう、俺さえいなければ全てが丸く収まる。
母さんは、そいつと結婚して幸せな未来が待ってる。
そこに俺は不要で、俺は邪魔な存在でしかない。
俺の存在自体が不必要で邪魔なだけ。
言葉にしながら涙が零れた。
それは、イライラしていた本当の理由が分かったから。
俺は、母さんに幸せでいてほしかった。
いつも笑顔で笑っていてほしかった。
だけど、俺がいることで幸せになれないことも薄々気がついていて、それを認めたくなかった。
だからイライラして…俺が悪いのに母さんに当たって傷つけた。
「俺は…生まれてきちゃいけなかったんだ。生まれて来たばかりに母さんを苦しめてる…俺さえいなければ…」
そう、俺さえいなければ全てが丸く収まる。
母さんは、そいつと結婚して幸せな未来が待ってる。
そこに俺は不要で、俺は邪魔な存在でしかない。
俺の存在自体が不必要で邪魔なだけ。