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ずっと傍に……
第45章 家族の絆…
友紀也は何でもないように話す。
だけど、私が言った言葉で救われたのならいい。
あの時の直感が当たって、悲しい結末にならずにすんだと思うと嬉しかった。
「そうか…役になったのならうれしいね…あれから数十年…友紀也も大きなって…可愛い彼女もできて…私としては嬉しい限りだ」
一度は手放すと決めた彼女・陽葵さんと共に生きていくことを決めた友紀也。
ふたりにとって生半可な未来ではない事は誰が見ても良く分かる。
それでも、友紀也の手を離さないでいてくれた陽葵さんには感謝しかない。
「短い時だ…その中で、陽葵さんを幸せにしてあげなさい」
そう伝えると、友紀也は一瞬瞳を細めて、そして優しく微笑んだ。
「もちろんですよ。こんな僕の最後を見届けると言ってくれた子です。僕の全てで幸せにしますよ。」
そう幸せそうに笑う友紀也の顔を一生忘れないだろう。
そして、友紀也がいなくなった後の陽葵さんの未来を見守って手助けをして行こうと友紀也に…美也子と篤志に誓った。
FIN.
だけど、私が言った言葉で救われたのならいい。
あの時の直感が当たって、悲しい結末にならずにすんだと思うと嬉しかった。
「そうか…役になったのならうれしいね…あれから数十年…友紀也も大きなって…可愛い彼女もできて…私としては嬉しい限りだ」
一度は手放すと決めた彼女・陽葵さんと共に生きていくことを決めた友紀也。
ふたりにとって生半可な未来ではない事は誰が見ても良く分かる。
それでも、友紀也の手を離さないでいてくれた陽葵さんには感謝しかない。
「短い時だ…その中で、陽葵さんを幸せにしてあげなさい」
そう伝えると、友紀也は一瞬瞳を細めて、そして優しく微笑んだ。
「もちろんですよ。こんな僕の最後を見届けると言ってくれた子です。僕の全てで幸せにしますよ。」
そう幸せそうに笑う友紀也の顔を一生忘れないだろう。
そして、友紀也がいなくなった後の陽葵さんの未来を見守って手助けをして行こうと友紀也に…美也子と篤志に誓った。
FIN.