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ずっと傍に……
第48章 奇跡のはじまり…
2月だというのに陽の光が燦々と輝き、薄手の長袖でも平気なほど暖かかった。
そんな中を親友の甲斐田とたわいもない話をしながらキャンパス内を歩いていた。
「少しは落ちついたか?」
「まぁ…なんとか…おじさんのおかげでハイエナたちは散って行ったよ」
「ハイエナって」
僕の言葉に甲斐田は呆れたように苦笑いをする。
だけど、ハイエナ以外にたとえようがない。
1つの事に集中して貪る卑しい生き物…
「ハイエナ以外ありえないよ…もううんざりだからね。志保がいなければ誰もいない場所に行きたいぐらいだよ」
「まぁな…お前がそう言いたい気持ちもわかるが…」
僕の言葉に苦笑いしながら甲斐田は俺の肩をポンと叩いた。
それでも、そう思っても仕方がないようなことを親族からされた。
そんな中を親友の甲斐田とたわいもない話をしながらキャンパス内を歩いていた。
「少しは落ちついたか?」
「まぁ…なんとか…おじさんのおかげでハイエナたちは散って行ったよ」
「ハイエナって」
僕の言葉に甲斐田は呆れたように苦笑いをする。
だけど、ハイエナ以外にたとえようがない。
1つの事に集中して貪る卑しい生き物…
「ハイエナ以外ありえないよ…もううんざりだからね。志保がいなければ誰もいない場所に行きたいぐらいだよ」
「まぁな…お前がそう言いたい気持ちもわかるが…」
僕の言葉に苦笑いしながら甲斐田は俺の肩をポンと叩いた。
それでも、そう思っても仕方がないようなことを親族からされた。