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第49章 とある日のふたり…

「陽葵…愛しています…世界中の誰よりも陽葵を愛しています」

「私もっ！友紀也を愛してる…ずっと傍にいてね。おじいちゃんになってもおばあちゃんになっても私を愛し続けてね」

僕の胸から顔を上げて、陽葵が幸せそうに微笑み口にする。


ずっと傍に…


「それは僕の言葉ですよ。陽葵…ずっと僕の傍にいてくださいね。離れることなく僕の傍にいて僕の愛を受け続けてください」

「いいよ！ずっと傍にいるよ。いつまでもいつまでもずっと」

それは約束。
何があっても離れることはしないという約束。
僕たちは出会うべくして出会い、愛し合うべくして愛し合う。
それは決められた出来事のように、迷うことなく惹かれ合い愛し合う。

「陽葵…愛していますよ。これからもずっと…」

「私も、友紀也の事愛してる…これからもずっと…」

そう言葉にして、永遠を誓うようにキスをする。




FIN.