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ずっと傍に……
第8章 卒業…そして…
「もちろんですよ。何かあるわけがない。陽葵にしか欲情はしないんです。陽葵以外、抱きたいとは思わない……本当は抱きたかったんですよ。抱いて、全てを僕のモノにしたかった…先程も言いましたけど、独占欲が強いんです。本能のままに陽葵を愛してしまえば歯止めがきかなくなる。それが分かっていたので陽葵を抱くのも我慢していたんです。ですが、やっと陽葵を僕のモノにできると思うと興奮して酷いことをしてしまいそうで怖い…」

「酷い事?」

「本能のままに抱いてしまいそうで…優しくできないかもしれなくて…最初は優しくしてあげたい…これからも僕に抱かれても良いと思うほどに優しく…」

「友紀也…いいよ。友紀也の思うままに私を抱いて。本当の友紀也を見たい。優しいだけじゃなくて、強くて強引で…友紀也しか見れないようにして欲しい」

窮屈そうにおさまっているモノを開放して、そこに舌を這わせた。
何度も何度も友紀也に教えてもらった事。
友紀也が気持ちよくなるためだけにする行為。
いつもより硬く大きくなっているのは今日のこの時を待ち望んでいたのだろうか。
そうだったらうれしい。
ずっと我慢してくれていたのなら、それを全て受け止めたい。
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