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ずっと傍に……
第8章 卒業…そして…
―…
――…
―――…
寝返りを打つと誰かに引き寄せられ暖かな温もりが私を包む。
それはとても気持ちよくて、幸せを感じる。
起きずに、ずっとこの中にいたいと思うほどだった…
「………」
うっすらと瞼を開けば、ぐっすりと眠っている友紀也の寝顔が目の前に現れた。
頬に触れると温もりが感じられ、昨日の出来事が夢ではなかったんだと実感できた。
やっとひとつになれた。
先生と生徒の関係じゃなくなった。
これで、正真正銘、友紀也の彼女だと思うとうれしい。
そう思うと自然と友紀也に抱き付いていた。
「朝から大胆ですねっ」
いつの間にか起きていた友紀也は笑いながら私を抱きしめた。
「分かりますか?陽葵が僕の隣で寝てるだけで、こんなにも反応しているんですよ…」
抱きしめられた反動で友紀也のモノが私の身体に触れた。
寝起きでも私に反応してくれてるのがうれしくて、撫でながら扱き始める。
「友紀也…いいよ…しよっ?」
軽くキュッと握りしめると、ピクリと反応する。