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ずっと傍に……
第9章 ふたりの反応…

「…最高ですよ…いつの間にか上手になって…このまま陽葵の中にはいりたいぐらいですよ」

一度出したというのにおさまる気配はない。
だけど続きをする時間の余裕もなかった。

「今日は帰らないといけないから…とりあえず食事の準備するね」

友紀也にワイシャツをかけて、私は洋服を着て生姜焼きを焼いて豚汁を温めなおした。
その間に、友紀也にはシャワーを浴びてもらい、上がった頃にはテーブルに運ぶことができた。

「陽葵の手料理…うれしいですね。帰ってきて食事が出てくるのは…ありがとう。陽葵」

豚汁とご飯をテーブルに置くと、後ろから抱きしめられて友紀也の顔は言葉通り嬉しそうだった。

「味は保証しないよ?一応味見はしてるから大丈夫だとは思うけど…」

「良い匂いがしてますから大丈夫ですよ。久しぶりに人の手料理です…本当にうれしいんですよ。食べましょうか…」

席に付いて手を合わせて箸を進める。
その箸の動きを見ながらどういう感想を言ってくれるのかとドキドキする。
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