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ずっと傍に……
第10章 新しい世界…
どんどん深くなるキスにお互いが止まらなくなっていく。

「とりあえず、ベッドに行きましょう…ここでは抱けませんから」

ゴムがないと絶対に抱かない友紀也。
それが私に対する愛情…
友紀也に手を引かれてベッドルームに入ると、ベッドに押し倒されてボタンを一つずつ外されていく。
私も友紀也のボタンを外しながらお互いの裸体を晒す。
友紀也の胸板を人差し指でなぞると、ビクッと震えた。

「陽葵が主導権を握りますか?」

友紀也はおかしそうに笑った。

「無理…主導権は友紀也にあげる…だから抱いて…友紀也が欲しい」

「いいですよ…僕も陽葵が欲しくてたまりませんから…」

そう言って甘いひと時が始まった。
何度もキスを交わし、身体の隅々まで舌と唇で愛撫され、触れた場所が熱くなり、内側からも熱くなる。
足を開かれワレメからは蜜がトロリと溢れ出る。
それを掬い上げ、私に見せるかのように舌で舐め上げて煽ってくる。

「陽葵の蜜は甘くておいしい…他の蝶が飛んでこないように今だけ蜜を溢れさせてください…」

その言葉と行動に我慢できなくなる。
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