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ずっと傍に……
第10章 新しい世界…
「本当に?」
「心配性ですね。もし陽葵とのことが職員会議で問題になったのなら、今年の担任はなかったはずですよ。それが答えです。分かってくれましたか?」
その言葉にほっとした。
それでも謝りたいことは他にもある。
「疲れてるのにわざわざごめんね。もっと私がしっかりしていれば友紀也に心配かけることもないのに…」
「仕事をしている以上当然ですよ。だけどね。こうやって陽葵を抱いていると疲れも消えるんですよ。だから、もう少しこのまま…何も言わずに僕の腕の中にいてください」
私の頭に手を回し引き寄せ、私は友紀也の胸に顔を埋めた。
少しでも友紀也に抱かれると心も落ち着き、不安も消えていった。
「陽葵…」
猫みたいに友紀也の胸に擦り寄っていると名前を呼ばれて、顔を上げれば唇を塞がれた。
唇を舌でなぞられ少し開けば、いつも通り友紀也の舌が私を惑わせる。
舌を絡ませ、唾液を絡ませ、徐々に深くなる。
「…これ以上やったら、止まらなくなりますね…」
くすっと笑いながら、またキスをした。
熱く深いキスに身体は疼いても心は穏やかに癒される。
ずっとこんな生活が続けば良いと思う。
ううん…私がもっと友紀也を癒せる存在になりたい、ならなければいけないと思った。
それが私が友紀也にしてあげられる事だから…
「心配性ですね。もし陽葵とのことが職員会議で問題になったのなら、今年の担任はなかったはずですよ。それが答えです。分かってくれましたか?」
その言葉にほっとした。
それでも謝りたいことは他にもある。
「疲れてるのにわざわざごめんね。もっと私がしっかりしていれば友紀也に心配かけることもないのに…」
「仕事をしている以上当然ですよ。だけどね。こうやって陽葵を抱いていると疲れも消えるんですよ。だから、もう少しこのまま…何も言わずに僕の腕の中にいてください」
私の頭に手を回し引き寄せ、私は友紀也の胸に顔を埋めた。
少しでも友紀也に抱かれると心も落ち着き、不安も消えていった。
「陽葵…」
猫みたいに友紀也の胸に擦り寄っていると名前を呼ばれて、顔を上げれば唇を塞がれた。
唇を舌でなぞられ少し開けば、いつも通り友紀也の舌が私を惑わせる。
舌を絡ませ、唾液を絡ませ、徐々に深くなる。
「…これ以上やったら、止まらなくなりますね…」
くすっと笑いながら、またキスをした。
熱く深いキスに身体は疼いても心は穏やかに癒される。
ずっとこんな生活が続けば良いと思う。
ううん…私がもっと友紀也を癒せる存在になりたい、ならなければいけないと思った。
それが私が友紀也にしてあげられる事だから…