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第11章 嫉妬と牽制…

「ヒクヒクと欲しがっていますね。」

楽しそうに眺めている友紀也はクリの皮を剥いて一気にチューッと吸い付いてきた。

「ア゛――――ッ」

緩やかな快楽が押し寄せると思っていた身体は、急激な快楽に驚いて悲鳴を上げ身体が大きくバウンドした。
強弱をつけるでもなく激しく吸い続け、強すぎて、イキたくてもイケずに悶えるしかない。
がっちりとした固定されている腕から逃げられるわけもなく、ただただ過ぎたる快楽を身体全体で受け止めるしかなかった。

「ア゛――――ッ！！変にっ…変になるっ……イヤァッッ―――っ」

何度身体がバウンドしてもおさまらない快楽に朦朧とする。
このまま意識を飛ばしてしまいたいとさえ思えてくるほど強烈で終わりのない地獄だった。
その地獄も友紀也の口が離れると同時に終わりを告げる。
荒い息をしながら、解き放たれた安堵に涙さえ流れ出す。
その解き放たれた時間も一瞬で、今度は友紀也の指が私の中に入ってきて搔き乱す。
何本入ってるのか分からないほど私の中を圧迫して、中の至る場所を責めてくる。