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第11章 嫉妬と牽制…

「ふふふふっ。我慢できなかった時の、お楽しみっ」

何も思い浮かばないから、意味深な言葉を残してキスをしながら、ファスナーを降ろして友紀也のモノに直に触れた。
熱く太いソレに触れただけで私もイキそうな感覚に襲われる。
早く入れたくて、ソファーに隠しているゴムを取り出し、最近教えてもらった事を思い出してクルクルと取り付けた。
それに手を添えて腰を落とすと、ヌチャリと卑猥な音を立てて友紀也のモノを飲み込んでいく。
苦悶に歪む友紀也の顔を見ながら本当に余裕がないのが手に取るように分かった。

「私がイクまでイッちゃダメだからね。」

そう言いながら腰を上下に動かすと、友紀也の表情が一層歪む。

「アッ……ヤッ……クッ……ひなっ……」

私の腕を握る手に力が入り、身体を硬直させてイキたいのを我慢し、悶え苦しむ姿が私の欲を一層駆り立てる。

「陽葵ッ…我慢…ンッ…イキたい…ゆる…してっ…」

何度も何度もイキたいと口にする。
必死に耐える姿が艶めかしい。
初めて握る主導権に言いようのない快感が沸き起こる。