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ずっと傍に……
第2章 先生が好き…
部屋を出て、教室ではなく保健室に向かった。
今の気持ちのままでは教室になんて戻れない、戻りたくない。
保健の先生に具合が悪いと告げると、体温計で熱を測るように言われ、だけど熱なんてあるわけもなかった。
「熱はないわね…けど、顔色が悪いから休んでいきなさい。担任の先生には私から言っておくら」
「はい…」
その日は、授業には出ずに保健室で過ごして家に戻った。
そして、先生に宣言したとおり、先生の所にはいかなくなった。
そんな私を見て、千佳と咲はどこかホッとしたような顔をしていた。
先生を忘れるために会いに行くことをやめた。
それでも好きという思いは溢れて消えない。
消しゴムみたいに消えればいいのにと何度思ったか分からない。
それでも、会えない日が続いても、私の中から先生が消えることはなかった。
むしろ逆で、会えなければ会えないほど、思いは募っていく。
人を好きになるって、こおいうことなんだと初めて知った。
今の気持ちのままでは教室になんて戻れない、戻りたくない。
保健の先生に具合が悪いと告げると、体温計で熱を測るように言われ、だけど熱なんてあるわけもなかった。
「熱はないわね…けど、顔色が悪いから休んでいきなさい。担任の先生には私から言っておくら」
「はい…」
その日は、授業には出ずに保健室で過ごして家に戻った。
そして、先生に宣言したとおり、先生の所にはいかなくなった。
そんな私を見て、千佳と咲はどこかホッとしたような顔をしていた。
先生を忘れるために会いに行くことをやめた。
それでも好きという思いは溢れて消えない。
消しゴムみたいに消えればいいのにと何度思ったか分からない。
それでも、会えない日が続いても、私の中から先生が消えることはなかった。
むしろ逆で、会えなければ会えないほど、思いは募っていく。
人を好きになるって、こおいうことなんだと初めて知った。