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ずっと傍に……
第3章 新しい恋…
必死に言葉にする水無月くんを見てダメだなんて言えなかった。
私も先生に必死だったから。
その思いを知っているだけに、水無月くんの想いを断ることなんてできなかった。
「友達から?一歩進んだ友達なら…」
「マジ?冗談とかなしなっ」
驚きながらも、満面な笑顔で喜んでいる水無月くんを見て「好きになれるかも」と心のどこかで思った。
「うん…」
「じゃあさ。陽葵って呼んでもいい?ほんで、俺の事、大地って呼んで」
「分かった…大地…くん?」
名前を呼べば、大地くんはうれしそうに頷いて私の名前を呼ぶ。
「ありがとう。陽葵…陽葵って呼ぶのが俺の夢だったんだ」
男の人に名前で呼ばれるのは小学校以来でドキドキした。
本当は先生に呼んでほしかったけど、一度も呼んでもらえなかった。
呼んでほしかったなぁ~…
隣に大地くんがいるのに考えることは先生の事ばかり。
そのうち、先生より大地くんの事を好きになれればいいなと思いながらふたりの新しい関係が始まった。
私も先生に必死だったから。
その思いを知っているだけに、水無月くんの想いを断ることなんてできなかった。
「友達から?一歩進んだ友達なら…」
「マジ?冗談とかなしなっ」
驚きながらも、満面な笑顔で喜んでいる水無月くんを見て「好きになれるかも」と心のどこかで思った。
「うん…」
「じゃあさ。陽葵って呼んでもいい?ほんで、俺の事、大地って呼んで」
「分かった…大地…くん?」
名前を呼べば、大地くんはうれしそうに頷いて私の名前を呼ぶ。
「ありがとう。陽葵…陽葵って呼ぶのが俺の夢だったんだ」
男の人に名前で呼ばれるのは小学校以来でドキドキした。
本当は先生に呼んでほしかったけど、一度も呼んでもらえなかった。
呼んでほしかったなぁ~…
隣に大地くんがいるのに考えることは先生の事ばかり。
そのうち、先生より大地くんの事を好きになれればいいなと思いながらふたりの新しい関係が始まった。