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ずっと傍に……
第3章 新しい恋…
指と指を絡めて恋人つなぎをして廊下を歩くと、いまだに冷やかされて恥ずかしい。
顔を赤らめてうつむくと大地くんは握っている手をギュッと強く握り締めてくれる。
「いつになったら慣れるかなぁ~。俺はこうやって手を繋げてうれしいんだけどな」
「…私もうれしいよ…慣れたは慣れたけど…冷やかされると…まだ恥ずかしい…」
「恥ずかしがるヒナもかわいいから好きだけどね。」
大地くんは、歯が浮くような台詞を平然と口にする。
その言葉にもドキドキする。
「あ~…そんなかわいい顔されると我慢できなくなる」
大地くんはひとりで唸って、誰も使っていない空き教室に私を引っ張って入っていった。
暗幕で覆われている窓からは光すら入らず、教室内は薄暗かった。
「ヒナ…あんな顔…他の男に見せるなよな」
「あんな顔?」
「そうだよ…あんな可愛い顔…俺以外に見せるな…」
今、大地くんがどんな顔をしているかも分からない。
それでも、いつもと違う雰囲気にドキドキする。
顔を赤らめてうつむくと大地くんは握っている手をギュッと強く握り締めてくれる。
「いつになったら慣れるかなぁ~。俺はこうやって手を繋げてうれしいんだけどな」
「…私もうれしいよ…慣れたは慣れたけど…冷やかされると…まだ恥ずかしい…」
「恥ずかしがるヒナもかわいいから好きだけどね。」
大地くんは、歯が浮くような台詞を平然と口にする。
その言葉にもドキドキする。
「あ~…そんなかわいい顔されると我慢できなくなる」
大地くんはひとりで唸って、誰も使っていない空き教室に私を引っ張って入っていった。
暗幕で覆われている窓からは光すら入らず、教室内は薄暗かった。
「ヒナ…あんな顔…他の男に見せるなよな」
「あんな顔?」
「そうだよ…あんな可愛い顔…俺以外に見せるな…」
今、大地くんがどんな顔をしているかも分からない。
それでも、いつもと違う雰囲気にドキドキする。