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ずっと傍に……
第15章 新しい生活
大丈夫?と聞きながらしてあげられることもなく、3人で寝ることにした。
こうやって3人横になって寝るのは高校以来で、全てが懐かしく遠い昔のように感じた。
大学の時でさえ会える回数は減っているのに、これが社会に出たら?結婚したら?と思うと寂しくなる。
「ずっと…おばあちゃんになるまで友達だからね。」
何かの約束が欲しくて言葉にすると、千佳も咲も私の手を握りしめてくれる。
「どうした?」
「…寂しいなぁって思って…会う回数が減って…これっきりってなるのが嫌だなって」
正直な想いを口にしたら、千佳が馬鹿だねって呟いて寄り添ってくれる。
「ずっと友達だよ。何があっても変わることのない友達。」
「うん。環境が変わって、会う回数が減っても友達ってことは変わらないよ」
「ありがとう…ふたりに出会えてよかった…友達になれてよかった」
「私も…陽葵と咲と出逢えてよかったよ。」
「私だって、陽葵と千佳と友達でよかった」
そうお互いの友情を確かめ合い寄り添って夢の中に引きずられていった。
こうやって3人横になって寝るのは高校以来で、全てが懐かしく遠い昔のように感じた。
大学の時でさえ会える回数は減っているのに、これが社会に出たら?結婚したら?と思うと寂しくなる。
「ずっと…おばあちゃんになるまで友達だからね。」
何かの約束が欲しくて言葉にすると、千佳も咲も私の手を握りしめてくれる。
「どうした?」
「…寂しいなぁって思って…会う回数が減って…これっきりってなるのが嫌だなって」
正直な想いを口にしたら、千佳が馬鹿だねって呟いて寄り添ってくれる。
「ずっと友達だよ。何があっても変わることのない友達。」
「うん。環境が変わって、会う回数が減っても友達ってことは変わらないよ」
「ありがとう…ふたりに出会えてよかった…友達になれてよかった」
「私も…陽葵と咲と出逢えてよかったよ。」
「私だって、陽葵と千佳と友達でよかった」
そうお互いの友情を確かめ合い寄り添って夢の中に引きずられていった。