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ずっと傍に……
第15章 新しい生活
私が咲と話し始めて1時間程した頃、リビングの扉が開いて友紀也が入ってきた。
「友紀也も麦茶?」
「いえ…陽葵が中々もどってこなかったので…」
友紀也は私の飲みかけの麦茶を飲むと、私の髪の毛にいつものようにキスをする。
「夜更かしもほどほどに…そのままリビングで寝てもいいですよ」
と言って出て行った。
「友紀也さんって過保護?」
「かなりの過保護」
躊躇なく答えると、咲が声を出して笑い、私もつられて笑った。
「愛されてるね」
「否定はしません」
そんなやりとりが楽しくて、ついつい会話が弾んでいると、声がうるさかったのか千佳が起きてきた。
「まだ飲んでるの?」
「お茶だよ。千佳も飲む?」
まだ寝ぼけているのかコクコクと頷いて空いている椅子に座って頭を抱える。
「あ~…やっちゃった?」
「…やったね…完全な二日酔い…」
ワイン1本開けて二日酔いにならない方がおかしいと思いながら、お茶ではなくアクエリアスを出した。
「酔っぱらった時はアクエリアスの方がいいらしいよ。友紀也はいつも飲んでる」
「そうなの???もう何でもいいよ。冷たければ」
アクエリアスを二杯ほど飲み干すと、千佳は青白い顔をして頭を抱えたままだった。
「友紀也も麦茶?」
「いえ…陽葵が中々もどってこなかったので…」
友紀也は私の飲みかけの麦茶を飲むと、私の髪の毛にいつものようにキスをする。
「夜更かしもほどほどに…そのままリビングで寝てもいいですよ」
と言って出て行った。
「友紀也さんって過保護?」
「かなりの過保護」
躊躇なく答えると、咲が声を出して笑い、私もつられて笑った。
「愛されてるね」
「否定はしません」
そんなやりとりが楽しくて、ついつい会話が弾んでいると、声がうるさかったのか千佳が起きてきた。
「まだ飲んでるの?」
「お茶だよ。千佳も飲む?」
まだ寝ぼけているのかコクコクと頷いて空いている椅子に座って頭を抱える。
「あ~…やっちゃった?」
「…やったね…完全な二日酔い…」
ワイン1本開けて二日酔いにならない方がおかしいと思いながら、お茶ではなくアクエリアスを出した。
「酔っぱらった時はアクエリアスの方がいいらしいよ。友紀也はいつも飲んでる」
「そうなの???もう何でもいいよ。冷たければ」
アクエリアスを二杯ほど飲み干すと、千佳は青白い顔をして頭を抱えたままだった。