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ずっと傍に……
第16章 苦悩…
今は、ソファーではなく絨毯の上に直に座ってお好み焼きを食べながらビールと梅酒で、今日ママから言われたことを話している。
それを何も言わずに聞いている友紀也は、ママの事をどう思っているのかと顔色を伺いながらの話になった。
「それはお母様の心配も分かりますよ…今の状況で心配するなと言う方が無理なんでしょう」
「でも私帰らないよ。友紀也と一緒にいる」
帰りなさいと言われないように先に言うと、友紀也の手が私の頭に添えられ引き寄せられる。
「誰も帰しませんよ…里帰りするのは許しますが…ご両親のもとに戻す気はありません…というか陽葵のいない生活は考えられませんね。」
「本当?」
「ええ…陽葵が帰ると言い出さないか心配でした。それだけ、陽葵がいると言うことは生活の一部なんです。これからもずっと傍にいてくださいね」
「もちろんどこにも行かない…友紀也が出て行けって言っても出て行かないから」
そう伝えると嬉しそうに笑った。
それを何も言わずに聞いている友紀也は、ママの事をどう思っているのかと顔色を伺いながらの話になった。
「それはお母様の心配も分かりますよ…今の状況で心配するなと言う方が無理なんでしょう」
「でも私帰らないよ。友紀也と一緒にいる」
帰りなさいと言われないように先に言うと、友紀也の手が私の頭に添えられ引き寄せられる。
「誰も帰しませんよ…里帰りするのは許しますが…ご両親のもとに戻す気はありません…というか陽葵のいない生活は考えられませんね。」
「本当?」
「ええ…陽葵が帰ると言い出さないか心配でした。それだけ、陽葵がいると言うことは生活の一部なんです。これからもずっと傍にいてくださいね」
「もちろんどこにも行かない…友紀也が出て行けって言っても出て行かないから」
そう伝えると嬉しそうに笑った。