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ずっと傍に……
第18章 うそつき…
部屋には露天風呂がついていて、こんなところに泊まるのは初めてでドキドキする。
だって露天風呂付部屋だけではなく、母屋から吊り橋を渡り、そこから部屋までは馬車に乗っていくという超お嬢様気分。
「せっかくなので露天にでも入りましょうか。」
手を引かれながら露天に出れば、冬の冷たい風がカラダニしみる。
お互いに着ている服を脱いでお風呂に浸かった。
ぬるぬるとしたお湯は身体にまとわる感じがして気持ちがよかった。
友紀也と寄り添いながら過ごすこの時間が愛おしくてたまらない。
「陽葵には迷惑をかけてしまいましたね」
友紀也が改まって口を開く。
「ううん…迷惑だなんて思ってないよ。ただこれだけの怪我ですんでよかったって思ってる。あの時は本当に怖かった…」
「一番に安心させてあげたかったのですが、教頭や他の教員もいましたからそれも出来ずに…ずっと泣きそうな顔をしていたのが気にはなっていました…」
「自分の立場が悔しかった…だけど村上先生にビシッと言ってくれた時はうれしかったよ。」
そう言ってキスをして微笑む。
だって露天風呂付部屋だけではなく、母屋から吊り橋を渡り、そこから部屋までは馬車に乗っていくという超お嬢様気分。
「せっかくなので露天にでも入りましょうか。」
手を引かれながら露天に出れば、冬の冷たい風がカラダニしみる。
お互いに着ている服を脱いでお風呂に浸かった。
ぬるぬるとしたお湯は身体にまとわる感じがして気持ちがよかった。
友紀也と寄り添いながら過ごすこの時間が愛おしくてたまらない。
「陽葵には迷惑をかけてしまいましたね」
友紀也が改まって口を開く。
「ううん…迷惑だなんて思ってないよ。ただこれだけの怪我ですんでよかったって思ってる。あの時は本当に怖かった…」
「一番に安心させてあげたかったのですが、教頭や他の教員もいましたからそれも出来ずに…ずっと泣きそうな顔をしていたのが気にはなっていました…」
「自分の立場が悔しかった…だけど村上先生にビシッと言ってくれた時はうれしかったよ。」
そう言ってキスをして微笑む。