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ずっと傍に……
第20章 出逢った意味…
真っ直ぐ帰りたくない私は、行く当てもなくさまよっていた。
どこをどう歩いたのかも分からず、いつの間にか見覚えのある場所を歩いていた。
「何してるんだろう…」
ここから家まで遠くはなく、帰ることにした。
いつもの道にいつもの店。
それを眺めながら家に足を向けた。
歩いているとコンビニから出てきた大地くんを見かけ、大地くんは私に気がつかず誰かを待っているようだった。
めぐちゃんかなと声をかけようと足を一歩踏み出した時だった。
コンビニの中から女性が出てきて、大地くんに笑いかけてペットボトルを渡した。
それを受け取る大地くんもうれしそうに笑っていた。
「っなんで!!」
ふたりは私に気がつくこともなく、笑顔で話しながら私に背を向けて歩き出す。
「どうして大地くんが???」
意味が分からなかった。
どうして彼女が大地くんと一緒にいるのか。
どうして大地くんは彼女に笑顔を向けられるのか意味が分からず信じられなかった。
だって
彼女は…
どこをどう歩いたのかも分からず、いつの間にか見覚えのある場所を歩いていた。
「何してるんだろう…」
ここから家まで遠くはなく、帰ることにした。
いつもの道にいつもの店。
それを眺めながら家に足を向けた。
歩いているとコンビニから出てきた大地くんを見かけ、大地くんは私に気がつかず誰かを待っているようだった。
めぐちゃんかなと声をかけようと足を一歩踏み出した時だった。
コンビニの中から女性が出てきて、大地くんに笑いかけてペットボトルを渡した。
それを受け取る大地くんもうれしそうに笑っていた。
「っなんで!!」
ふたりは私に気がつくこともなく、笑顔で話しながら私に背を向けて歩き出す。
「どうして大地くんが???」
意味が分からなかった。
どうして彼女が大地くんと一緒にいるのか。
どうして大地くんは彼女に笑顔を向けられるのか意味が分からず信じられなかった。
だって
彼女は…