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ずっと傍に……
第4章 少しの変化と…
興味があると思われたくなくて、必死に弁解する。
だけど、先生は関係ないかのように私の質問に丁寧に答えてくれる。

「…正直…ダメだと言っても聞く年頃でもないでしょう…彼氏彼女が出来れば、キスをしてその先に進む…これはある意味、ただしい流れだと思います。ですが、知識もないのに性交渉を行うのは危険なことです。感染症にかかる可能性だってある。最悪、妊娠してしまうことも…それを安易に考え、気持ちよさの為に避妊しない。女性がそれに同意していればいいのですが、男性側の一方的な行為であれば最悪です。最後に傷つくのは女性なんですから。彼女が大事なら初めからつけるべきです。それが愛情です。」

愛情…その言葉に、大地くんとエッチをしようとした時の事を思いだした。
ゴムをつけようとしなかった大地くん。
私を大事に…してくれてなかったのかなと思ってしまう。
だけど、私の気持ちを一番に考えて我慢している姿を見ると、愛情がないなんて思えなかった。
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