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ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…
あの日からユキとの不思議な生活が始まった。
ユキは友紀也の様に私に優しかった。
そして友紀也と間違いそうになる程に声が同じで、いつしか雰囲気も似てきていて、言葉遣いも完ぺきに友紀也そのものになっていた。
それに何と言っても仕草が友紀也と同じだった。
だから私はユキに友紀也を重ねる。
そうすることで、私の心は保たれていた。
こんな私を見て、友紀也は悲しむかもしれないし、怒るかもしれない。
だけど、こうするしか生きていく術を見いだせなかった。
友紀也がいないこの世界で、生きていく理由が欲しかった…
だから私はユキに依存する。
身体ごと愛されて、狂うしか道はなかった…
「ぐっすり寝れましたか?」
目を覚まし、ユキの胸にスリスリしていると頭の上から声が降ってきた。
顔を上げると、ユキが優しい眼差しで私を見つめ、どちらからともなくキスをする。
初めは触れるだけのキス。
それが次第に深まり、止まれなくなった私たちはお互いの身体を触り欲情していく。
ユキは友紀也の様に私に優しかった。
そして友紀也と間違いそうになる程に声が同じで、いつしか雰囲気も似てきていて、言葉遣いも完ぺきに友紀也そのものになっていた。
それに何と言っても仕草が友紀也と同じだった。
だから私はユキに友紀也を重ねる。
そうすることで、私の心は保たれていた。
こんな私を見て、友紀也は悲しむかもしれないし、怒るかもしれない。
だけど、こうするしか生きていく術を見いだせなかった。
友紀也がいないこの世界で、生きていく理由が欲しかった…
だから私はユキに依存する。
身体ごと愛されて、狂うしか道はなかった…
「ぐっすり寝れましたか?」
目を覚まし、ユキの胸にスリスリしていると頭の上から声が降ってきた。
顔を上げると、ユキが優しい眼差しで私を見つめ、どちらからともなくキスをする。
初めは触れるだけのキス。
それが次第に深まり、止まれなくなった私たちはお互いの身体を触り欲情していく。