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ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…

「今日も一日中、陽葵を抱いていたい…僕の腕の中で喘ぎ続ければいい」

ユキは、私の片足を立たせてワレメに指を沈めた。
寝起きだというのに私は簡単に受け入れて、キュッと閉め付ける。
奥深くまで入っている指はゆっくりと確実に私を快楽の底へと引きずり堕とす。
今日もまた、全てを忘れるように一日中愛してくれると思うと身体は反応する。

「もっとぉ…ユキっ…」

指より大きいモノが欲しくて、私はユキのモノを握りしめて扱き始めた。
大きくなっているモノは益々硬くなり、それが欲しくなりおねだりをする。

「ちょうだい…ユキのこれ、陽葵にちょうだい」

ユキは目を細め、そして、クスリと笑った。

「陽葵はおねだり上手ですね。昨日、あれだけしたのにまだ欲しいですか?」

「欲しい…私を狂わせて…全てを忘れるほど…」

ユキとエッチをしている時だけが安らげる時間。
全てを忘れ、束の間の安らぎを私に与えてくれる。
それ以上の刺激に意識を飛ばす事はあるけど、夢も見ずに済むのも救いだった。
だから私はユキとのエッチに没頭する。
時間があれば交わり、現実逃避する…
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