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ずっと傍に……
第25章 約束…
ピンポンピンポンピンポンピンポン…
連打でインターホンが鳴り響く。
ベッドの中から顔を出して時計を見ると8時を少し回った時間だった。
そしてこんな連弾する非常識な知り合いもいないと思い、ユキに引っ付き眠ろうとしてもインターホンの音がやむことは無かった。
「誰かだけでも確認しましょうか?」
ユキは苦笑いをしながら起き上がって確認しにリビングに行く。
戻ってきたユキはニコニコ顔で私におはようのキスをしてくれた。
もっと欲しくなりユキの肩に手を回して舌を絡ませながら深いキスを繰り返す。
クラクラするキスに先に進みたくてスエットの上からユキのモノを擦り、これが欲しいと態度で示す。
「今はここまでですよ。早く着替えないと」
私から離れたユキはにっこりと笑って、ジーパンとTシャツを渡してくれた。
何?と首をかしげた瞬間、玄関先でドカッと大きな音が聞こえた。
「えっ??何???」
驚いている私とは正反対に落ち着いているユキは意地悪そうに笑った。